慶応横浜初等部の「福翁百話」が一番悩ましい

慶應義塾横浜初等部

各学校に願書はあれど、一番悩ましいのが慶應横浜初等部の「福翁百話」です。

お題は、

『「福翁百話」の家庭や親子関係「など」に関して書かれている部分を読み、保護者と志願者の関わりについて感じるところを書いてください。』

私は、この「など」がポイントだと思います。お客様の中には、「この話は家庭や親子関係について書いていないので、変えてください」と言ってきます。

しかし、その判断は誤りです。

家庭や親子関係について書いてある話はそう多くはなく、凡人は第40話の「子供の品格を高くすべし」に大体収まってしまいます。おそらく、今年の志願者の8割強がこの話に集中すると思います。

それを読んで、自分の願書が抜きんでると思いますか?この学校は慶應義塾で、倍率は10倍です。超難関校です。願書で勝負するなら「子供の品格を高くすべし」はあえて外して書くべきです。このテーマで書いてよいのは、このテーマで素晴らしい実例が伴っている場合に限ります。

この願書の狙いは、「あなたの家の親子関係はどんな感じですか?」という問いかけなのです。ですから、題材とする話は何であっても構いません。

その点を勘違いすると、「品格」、「品格」、「品格」・・・の連続となり、慶応の先生方も飽きてしまい、見事に埋もれてしまうことになるでしょう。

わざわざ、お題に「など」をつけているのはそう意味だと解釈しています。

したがって、「この話は家庭や親子関係について書いていないので、変えてください」と言われるお客様については、ご要望なので品格」をテーマとした無難な願書を作りますが、決して抜きんでることはないと覚悟しておいてください。

というのが、今年の慶應横浜初等部の願書の気づきです。

参考に、私のnoteを見てください。様々な話材から願書を作成しています。いかに突飛な話から親子関係に持ってくるかが、勝負になります。

まねきねこ|note
東京大学法学部卒(文科Ⅰ類)。子どもには伸び伸びと育って欲しかったので小学校受験を決意。結果、慶應幼稚舎、早実初等部に合格。コンサルティングご希望の方は「仕事依頼」よりご連絡ください。
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